iPhone修理は店舗でなくとも配送修理が可能。Appleサポートへの問合せ方法・まとめ|iPhone修理
2021/06/17
私が所持しているiPhoneは「iPhone7Plus」です。
調子が悪くなっていたiPhoneの修理依頼は、前回の記事「MacBook Air が膨らんで変形!Appleサポートへの問合せ方法・まとめ|MacBook Air 膨張事件」で書いたようにMacBook Airの修理依頼と同時に相談していました。
私が使用している「iPhone7Plus」は、1年ぐらい前から電池の減りが早くなりました。2020年12月前後にあるアプリを使ってから電池の消耗が激しくなり、フル充電しても朝から夕方まで持たないと言う状況となりました。ここ最近では使用中、iPhone7Plus本体の裏側が熱をもって熱くなっているという状態が続いたのでバッテリー交換をすることにしました。
ここからはiPhoneを Appleサポートを通じて修理に出した流れをご紹介します。
iPhoneの電池の減りが早くなったらバッテリー交換を検討する
今回バッテリー交換に出す「iPhone7Plus」は、2016年に発売された機種です。おそらく2017年に購入したと思うので使用歴は5年目です。
購入当時は、Web検索とSNS(Facebook・Twitter)、LINEを主力で使っていました。動画を見るようになったのは、ここ2年ぐらいでしょうか。ゲームはほぼしません。そんな使用感です。
うちのダーリンからは「新しいiPhone、12にしたら?」と言われましたが、数ヶ月前に仕事を辞めて現在は失業給付を受けている身でもあるので新しいiPhoneは、また働き出してからと考えました。
それと現在の機種を使い続けたい理由がもう一つあります。それは「iPhone7」のマテリアルが好きなんです。
所持しているiPhone7Plusのカラーは「ピンクゴールド」
発売当初は、数世代前から登場し人気を得ていた「ゴールド」のiPhoneにするのか、今までになかったカラーである「ピンクゴールド」にするのか悩みました。
仲間内でもちょっとした話題になり、友人はゴールドをチョイス。私はその柔らかな色合いが綺麗で華やかだと感じてピンクゴールドを選びました。その後、何度かAppleからiPhoneの新機種が登場しましたが、問題なく使えていたので機種変することなく使い続けて来たと言ったところです。
しかし、大切に使っていてもiPhoneもまた消耗品でもあり、いつかはお別れとなる日も来てしまいます。この間の MacBook Air ちゃんもそうです。
「できる限り使えるものは、使いたい」と同じ意見をお持ちの方は、同様の症状を解決する方法として、一度「バッテリー交換」を検討してみて下さい。
Apple製品を直営店で購入していなくてもAppleサポートは利用できる
調子が悪くなったiPhoneが本当にバッテリー交換で症状が解消されるのか分からない。そんな場合もAppleサポートに問い合わせしてみましょう。Appleサポートでは現在の症状をヒアリングして、適切な方法をアドバイスしてくれます。
Apple の修理:Apple 認定の修理は、信頼できる専門家が Apple 純正部品だけを使って行うもので、Apple のお墨付きです。(一部割愛)お預かりした製品は本来の機能や状態に戻してお返しいたします。
Appleサポートは、Apple直営店で購入した人しか使えないんじゃないの?と思う方もいるかも知れませんが、心配ご無用!
ちなみに今回バッテリー交換をお願いした「iPhone7Plus」は、ドコモ直営店で契約したものです。
私も過去に勘違いしていて「MacBook Air」のディスプレイに不具合が出た時に購入店(秋葉原のMac専用館)に持ち込まないと修理できないと思い込んでいて、持込が遅くなってしまい修理不可となってしまった事がありました。
もっと早く「配送修理」という有効手段を知って入れば…と悔やまれてなりません。月額880円だったかな?ソフマップの修理サポートに3年近く支払い(約3万円)結果、なーんにも使えなかったw 今振り返ると完全に無駄な出費でした。
私のように購入店舗に行く時間がなかなか取れない。修理に時間がかかるのはちょっと…と、先延ばしにしている方もいるでしょう。
Appleサポート電話番号と営業時間
そんな方も驚くなかれ!Appleサポート凄いんですよ…。
(テクニカルサポート)
【電 話】全日 午前9:00 〜 午後21:00
【電話番号】0120−277−535
※ 2021.06.10 現在の情報です
仕事が忙しくて、時間がないから〜なんて言い訳が通用しないレベルです。
ぐずぐずしている内に修理自体が出来なくなってしまうのは避けたいところですから、困っている方は早めに連絡しましょう。
「後悔先に立たず」ですよ〜。
自宅にいながら修理依頼が完了する「配送修理」
iPhoneを修理に出したい場合、店舗に直接行かなくてもいい「配送修理」ができました。ほとんどの製品が対応可能だということで、そのサポート力は凄いと思います。
修理品の受け渡しには、Apple指定の配送業者が行います。その配送業者もAppleが手配をしてくれるので、お家から直接修理に出せます。
修理が完了したら配送業者が自宅まで届けてくれます。
大変便利なサービスです。自宅を出なくても修理が完了するなんて、コロナの中では使わない手はないでしょう。
iPhoneを修理に出している間は代替機はどうするの?
スマホは毎日絶対に必要!という方は代替機で対応しましょう。
修理に出している間の代替機は契約しているキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天)で借りることが出来ます。また今まで使用していたiPhoneがあれば代替機として利用できるようです。
私の場合は、契約したキャリアの店舗が自宅からかなり離れていたので足を運ぶのが非常にめんどくさくてiPhoneの代替機は用意しませんでした。
実は3月に近所の電気量販店で、Androidスマホが驚くほどの破格値で提供されていたので2台目として契約したんですね。iPhone不在時は、そちらを利用出来るので代替機は用意しませんでした。
iPhoneのバッテリー交換費用
気になるバッテリー交換代金ですが、私と同じ機種の場合は 6,000円程度です。iPhoneX(10)以降は8,000円程度です。(※ 2021.06現在)
配送料金も修理代に含まれています。
ネットからAppleサポートへ修理依頼をする
私の場合、初回問い合わせ時に「MacBook Air」と「iPhone」の修理依頼を打診していました。
前回の問い合せ時に修理依頼のURLをAppleサポートからメールにて頂いていたので、そのURLへアクセスし手続きを進めましたが、初めて問い合わせする方は「初回問い合わせ時」を参考にして下さい。
初回問い合わせ時
初めてAppleサポートに修理依頼をする場合は「Appleの修理」ページから行います。
これ以降のフローは「お問い合わせ」から製品を選択する から参考にして下さい。
修理依頼はペンディング(保留)が可能
初回問合せ時にすぐに修理に出さず、日を改めて修理依頼する事も可能です。
私の場合はiPhoneのバックアップをしていなかったのもあり、修理の可否と金額、やるべき事をサポート窓口でひと通り聴いた後に一旦、ペンディング(保留)としました。
2回目以降は「Apple ID」 でサインインする
初回問合せ終了時に「配送手配」の手順がメールで送られてきます。そのメールに記載されたURLへアクセスします。
新しいデバイスにサイイインのメッセージが表示されます
画面が切り替わります。
オンライン修理を利用できませんと表示されてしまった場合
オンライン修理を利用できませんと表示されてしまったら、電話かチャットで再度問い合わせしましょう。
表示されたメッセージを見る限り「一部のオプションがご利用いただけない状況となっております」とのことなので、理由はよく分かりませんが接続したタイミングによるのかも知れませんね。
気を取り直して「Appleサポートへの問い合わせ」の文字をクリックします。
「お問い合わせ」から製品を選択する
最初に問い合わせた手順と同じフローで問い合わせし直します。
チャットでの問い合わせ方法
問い合わせを「チャット」にしました。
必要な項目を入力したら「これで完了です」とメッセージが表示されます。
と表示されますが、2分も待たずにすぐに連絡が来ます。その折り返しの速さに驚いた時の記事はこちらです。ご興味があればご覧下さい。
Appleサポートのアドバイザーとのやり取り
チャットが開始される待ち時間は約2分です。チャットが開始されるとチャットウィンドウが立ち上がり「アドバイザーに接続しました」というメッセージが表示されます。
Appleサポート診断を実行する
iPhoneの状態を知るために「iPhoneサポート診断」を行います。
バッテリーの状態を確認する
iPhoneをiMacに物理的にケーブルで繋いでいたので、写真アプリ(フォト)にバッテリー画面のスクショを読み込んでチャットに添付しました。
他のやり方としてはGoogleフォトで読み込んだスクショをダウンロードしてチャットに添付するというやり方もあると思います。
Appleサポートのアドバイザーの指示に従って、iPhoneの診断が終了したら修理料金などのアナウンスと支払い方法について説明があります。
チャット内容はPDFファイルとしてダウンロード可能
痒い所に手が届くとはこのこと。サポートがきめこまやか過ぎて、もうこの時点で感動が止まらない。
電話やチャットでやり取りしている時に、聴いた内容を理解していたように思っていても、後から振り返るとあやふやな点も出て来るものです。実際、私もそうでした。
でもこうやって全てのやり取りをPDFファイルでダウンロード出来るようになっているとやり取りに集中できますし、後から見返した時に漏れも減って、凄くいいサービスだと思いました。
アドバイザーとチャットのやり取りが終了したら、そのウィンドウ画面下に「この会話の内容をダウンロードする」という青い文字が表示されていますので、この文字をクリックします。
チャット内容をPDFファイルとしてダウンロード出来ました。
ダウンロードしたPDF
画面キャプチャ(スクリーンショット)のショートカットキー
PDFファイルがダウンロード出来るかも不安な方は、チャットのやり取りをスクリーンショット取っておいてもいいでしょう。
全画面:「Command(⌘)」+「Shift」+「3」
範囲選択:「Command(⌘)」+「Shift」+「4」
修理代金の支払いについては、私の場合はメールで受け取りました。案内のメール内容を確認したところ修理依頼してから、約10日間支払猶予が設けられているのが分かります。
修理代金はクレジットカードでお支払い
「支払う」のブルーのボタンをクリックすると、修理サービスに関する請求料金が表示されます。
連絡はメールを指定していたので、メールアドレスに連絡が来ました。
修理代金の明細はPDFファイルでも受取可能
アンケートに答える
最後にアンケート回答の依頼があります。
修理に出す前に「バックアップ」と「初期化」は必須
Appleサポートへの修理依頼についての大まかな流れは、以上の通りとなります。実際に修理に出す前に「iPhoneのバックアップ」と「iPhone初期化」という手順を踏んで修理に出すことになります。
「iPhoneのバックアップ」と「iPhone初期化」の方法については別ページでまたまとめます。
編集後記
最初に私が手にしたiPhoneは、iPhone5(2012年発売)です。iPhoneとのお付き合いも来年約10年を迎えるのかと思うと感慨深いものがあります。2021.3月は政府の方針で携帯電話の値下げ競争が激化。ドコモがahamo(アハモ)という低価格サービスを提供するのを皮切りに市場が大きく変わりました。
それに伴って上の世代の方々もスマホへ切り替えるタイミングも到来。そんな中でも人気の高いiPhoneもAndroidスマホに比べると価格帯は高めです。起死回生を図るKDDIは数世代前の中古iPhoneをauで契約する方に対して格安で販売するという手法も取り入れ大人気だったようです。キャリアも今後どうなって行くかは分かりませんが、今回のAppleサポートのきめ細やかなサポートに感動した私は、これからもiPhoneを使い続けようと思った次第です。
バッテリーの消耗が激しくなったアプリですが「ARASH(嵐)」ファンクラブ向けの「ARASHI Widget」というアプリでした。すごく素敵なウィジッドだったんですが、電池の消耗が激し過ぎて、iPhoneが修理で戻って来ましたが今後使うかどうか思案中です(苦笑)