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MacBook Air が膨らんで変形!Appleサポートへの問合せ方法・まとめ|MacBook Air 膨張事件

2021/05/27

去年(2020年5月頃)仕事の研修でPC持参となったためMacBook Air を持って行こうと思ったら「あれ?フタがきちんと閉じないな…」と思って、よく観察したらキーボードの部分が少し上に膨らんでいる。Macが変形している事に気が付きました。

MacBook Air 2011

↓キーボードの真ん中部分が盛り上がっています。

↓トラックパットが浮き上がってしまい、マウス操作しかできなくなってしまってます。

↓蓋がきちんと閉まらない。

ええー!マジ?こんな状態になるの?

いつこんな状態になってしまったのかも分からない。

ひょっとして、いきなり爆発とかするの?と、慌てて電源オフ。

初めてのことで不安に駆られてネットで情報収集。MacBook Air (11-inch Mid 2011)と同じモデルで同様の現象がちらほら起きているようでした。MacBook Airのボディの変形の原因は「バッテリー」とのこと。

バッテリーの寿命で、このようにボディが膨らむ現象が起こるのだそうです。

ボディ変形を元の状態に戻すには「バッテリー交換」が必要とのこと。

ただ所持しているMacBook Air (11-inch Mid 2011)は、発売から7年以上が経過したオブソリート製品でした。修理受付が難しいかも知れないと思うも、Macノートブックのみ例外でバッテリー修理に限り期間延長が認められることもあるとのことなので、Appleサポート窓口に対応可能か確認する事にしました。

修理を依頼するMacのモデルを確認してしておきましょう

修理できる年代のモデルかの確認が必要になるとのことで、下記の2点を確認されます。サポートを受ける前に調べておきましょう。

・該当のMacシリアル番号
・MacOSバージョン

Appleサポートへの問い合わせはネットで簡単 ・対応早い

Appleのサポート、感動ものでした。とにかく対応が速かった!

サポセンは繋がりにくいという認識があっさり覆されました。電話でもチャットでも折り返しのアクションが早くて驚きました。

Appleの「修理サービス」ページにアクセス

Macの修理サービス|Appleサポート

「Macを修理に出すには?」ページには、3つの修理方法について記載があります。

  1. 「Apple Store」に持ち込んでの修理(事前予約
  2. 「Appleの正規サービスプロバイダ」へ持ち込んでの修理(事前予約
  3. 「Apple リペアセンター」へ配送して修理してもらう

コロナが猛威をふるって、まだまだ安心できない状況の中で店舗まで出向くのは避けた方が良さそうです。配送で対応して貰う事とします。

「修理サービスに申し込む」をクリックします。

「お問い合わせ」画面に遷移します。「お使いの Mac にどのような問題がありますか?」から対応するものを選択します。今回は「ハードウェアの問題」をクリック。

相談窓口(サポート)として「チャット」か「電話」のどちらかをクリックします。

その後、問い合わせ内容を入力する画面が表示されます。

問い合わせする人の情報(氏名、電話番号、メールアドレスなど)を入力すれば問い合わせは完了です。後はAppleサポートからの連絡を待つのみです。

Appleサポートからの電話は直ぐにかかって来る

問い合わせ方法として「電話で話をする」を選択しました。

待ち時間2分以内とか書いてあるものの実際はもっと時間かかったりするんじゃない?とあまり当てにせず待つ気満々で申込ボタンを押したら、ほんの数秒でコールがかかって来て驚きました。

「Appleサポートと電話で話をする」をクリックすると、すぐに電話がかかって来るので準備万端でクリックしましょう。

サポートに連絡したのは、平日の午後だったのもあるかも知れませんが、あまりの速さに自分が対応できず電話を取り切れなかった私。Appleが2分以内とアナウンスしているので、真に受けていいです。

Appleサポートからの折り返しの電話に出れなくても大丈夫

仮にAppleからかかって来た電話に出ることが出来なかったとしても大丈夫です。

サポート申込時に入力したメールアドレスに ” 後日あらためてお問い合わせいただく際は、下記よりお問い合わせ内容を開いてご予約いただくか、オンラインで新規にサポートをお申し込みください” など、次のアクションをどう取ればいいかのサポートメールも直ぐに来ます。

私の場合は電話は掛かってくるものの、物理的に何か問題があったようで iPhoneでタップしても電話が繋がらない状態が2度ほど続いたので、最終的に電話は諦め「チャット」に切り替えて相談しました。

チャットで相談もオススメ。やり取りが文字で残る

チャットもすぐ繋がります。チャットの場合、自分の入力スピードなどで相談時間も変わってくると思うので最小限の時間でササっと終わらせたい方はメモ帳などにあらかじめ「相談内容(症状)」を書き留めておいてから、チャット画面に貼り付けて相談するといいと思います。

チャット終了後に「チャットでのやり取りが記録されたPDFファイル」もメールで送信して貰えました。

質問事項の回答などを忘れないように画面キャプチャを取りながらやり取りはしていましたが、PDFファイルにまとめて貰えるのはとても助かります。

URLが含まれるような回答を貰った時、電話だと書き留めるのに必死だろうなと思います。文字情報で残ると後から見返せるので、チャット中はやり取りに集中できますよね。

とにかくサポートが致せり、尽せり。Appleのサポートの手厚さに画面の前で感動すら覚えている私でした。

今まで時間がかかりそうと自分の思い込みで問い合わせに尻込みしてしまっていたのがホント無駄だったと反省するばかり。とっととサポートに問い合わせするべきだったと後悔したほどです。

結果:修理サービス対象外だった。その後どうしたか。

本題に戻ります。私が所持していた「MacBook Air(11-inch Mid 2011)」についてサポートからの回答としては「該当モデルは修理サービス終了の端末のためAppleで修理をお引き受け出来ない製品になります。」と言う事でした。

何となく想像もできていたのですが、修理に出したかった1番の理由はこのMacBook Air 内に保存しているデータを取り出したかったと言う事だったんですね。そこで、データを取り出す事が可能かと質問をしたところ「まず起動するかどうか」を確認されました。

去年の今頃に起動して以来、約1年近く起動していなかったんですね。バッテリーが変形してしまったまま使用して、突如爆発とかしたら怖いと思って、充電もしないまま放置していました。

その状況をサポートに伝えると「膨張したままMacBook Airを使用しようすることはAppleとしては推奨できないとのこと。起動する際は、自己責任でお願いします。」とのことでした。

Apple以外の民間業者の紹介もしてくれる

「もしどうしても修理が必要な場合には、Apple以外の民間業者へのご相談になります。」ということで、対応可能な民間事業者のURLと電話番号を教えて頂きました。

データが必要なければ、多分そのまま「廃棄」を選択していたかも知れません。

しかし故障品でもヤフオク等でジャンク品として、出品されているケースもあります。Macだけに限らず電化製品などは部品取りとして一部マニアックな技術を持っている方々に需要があり、取引されているんですよね。

その他、リサイクル業者にお願いすると言う選択肢もあります。

「引き取って貰えるなら引き取って貰う」「必要な人がいれば再利用して貰う」と言う選択肢を視野に入れた結果。

怖いけど…とりあえず、1度は起動してみるか。

と言う結論に至り、久々に充電して起動を試みました。

恐る恐るだったけど、優秀なMacBook Airは何もなかったように充電を無事に済ませることが出来ました。電源ボタンも恐る恐る押したところ、元気にあの「ジャーン」が鳴り響き起動します。

1年間も使ってなかったの?と思うほど、キビキビした動きに感動しました。

やっぱ、Mac凄い。Apple凄い。

と言う事で、データを外付けデバイスにコピー完了。やりたかった事が無事に終了しました。

ありがとう、MacBook Airちゃん。

起動してみたら、まだなんとかなりそうな気もしたので個人情報など消去したいのもあって「クリーンインストール」を試みる事にしました。

編集後記

このMacBook Airバッテリー膨張事件は約1年前の出来事でした。

1年前の2020年、まさにコロナで戦々恐々としていた時期。コロナについて何も分からない状況で Apple Storeに足を運ぶのは現実的ではありませんでした。

Appleサポートに修理依頼すれば修理品を自宅に引き取りに来てくれるスタイルで修理も可能と知っていたにも関わらず全く行動に移せなかったですね。それほどコロナは心理的に不安を感じさせるものだったのですね。また、自身の置かれた環境も大きく影響していました。

ブログがずっと書けなかったのは2020年から正社員で働いていたからです。

心機一転やる気に燃えて年が明けた直後にコロナが来ちゃって…店長と言う立場上、コロナ対応に去年1年は翻弄されました。

仕事に忙殺されブログ書く暇もない状態だったため、修理の問い合わせする気力さえなかった。

そんな会社とも2021年に入っておさらばして、こうしてまたブログも書ける時間が戻ってきました。心の余裕が持てて、やっとAppleサポートへ問い合わせが出来たのです。ここまで来るのが長かった〜。

私のMacBook Airちゃん、本当にごめんね。

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