ロンダ・バーン著「ザ・マジック」を5年振りに読み返し、自分の在り方を考え直す。ホワイトデーのお返しはセブンイレブンのスイーツ。
2018/03/15
ども、シナモンです。
今日の関東は、4月並みの陽気と言われるほど日中は暖かさに包まれていましたね!
とてもいい天気でおでかけ日よりだったので気分が良ければ、ぷらっと散策など出来たのでしょうが、私は眠くて眠くてお昼近くまで寝てしまっていました(爆)そのまま自宅にいるとまた寝てしまいそうだったので、近所のスタバでカフェしながら読書でもしようと思い立ち、昼過ぎに出かけました。
今日のお供の書籍は「ザ・マジック」です。
引寄せの法則「ザ・シークレット」著 ロンダ・バーン の「ザ・マジック」とは?
「ザ・シークレット」は、精神世界が好きな人にとって欠かせない書籍にひとつだと思います。昔はこの手の書籍を随分良く読みました。
当然「ザ・シークレット」も読みましたが、私の脳裏には残っていない感じのような気がします。というのも 同じ著作者である ロンダ・バーンが書いた「ザ・シークレット」や「ザ・パワー」は、当時の私にとっては言い回しが分かりにくく感じたり、堅苦しかったイメージの書籍でした。
でもこの「ザ・マジック」は分かりやすい。
読みやすく、内容も非常にしっくりきたのです。しかし、読み込んでいた時期が頭が混乱していた時だったので中途半端なまま本棚の奥にしまっていたんです。心残りがあった本だったのもあり、久々にページをめくってみてみました。
「ザ・マジック」を読むようになった背景
「ありがとう」は魔法のことば。感謝の大切さを教えてくれる本は、ここ数年で急激に増えたような気がします。
私は小さい頃からアルコール中毒の父親に悩まされていました。お酒に溺れて、家族に暴力を振るったり、近所で暴れて迷惑かけたり・・・幼いながら、そういう人が父親だということが恥ずかしくて、できることなら私はよその家の子だと言われたいと本気で思っていた程、父親の存在が恥ずかしくて仕方がなかったですし、好きではありませんでした。
「なんで、こんな家に生まれてきたんだろう・・・。」
「なんで、私は生まれてきてしまったんだろう。」
「私が生きている意味は?」
物心ついた時からいつも考えていましたね。
多分、思春期になると誰でもそういうことは考える時期が来るのでしょうが、私は幼稚園ぐらいの頃から、自我という意識が芽生えた頃からずっと自分の存在や存在価値について自分に問いかけていました。
だから「心の世界」について知りたがる傾向が強く、気が付けば精神世界の本を好んで読んでいたような気がします。
小さい頃から自分が置かれている生活環境や経済状況に多大な不満があって、そうじゃない、自分が満足できる現実を作りだしたくて、もがいていた前半生だったと思います。理想の自分の人生をどうやったら手に入れられるのか?そればっかりを考えていたような気がします。だからロンダ・バーンが最初に書きあげた「ザ・シークレット」。いわゆる引寄せの法則に強い関心を抱いたのだと思います。
今だから分かります。最初に「不満ありき」だと、物事は改善しないんですね。
不満を口にしたり、不満な気持ちを持ち続ければ持ち続けるほど、意識し続けている(意識がフォーカスしている)そのような(不満)状態を引寄せ続けるんですよね。じゃあ、どうしたらそこから抜け出せるの?という答えが、実はこの「ザ・マジック」に集約されていると思います。
「ザ・マジック」は「感謝の法則」と「実践方法」について書かれた本
この「ザ・マジック」は、感謝をすることがいかに大切であるか。という理論と、実際にどうやって感謝をしていくのか?というテクニックノウハウを開示している書籍です。
2013年2月10日 が「ザ・マジック」の初版発行日となっていました。今から5年前に発行された書籍ということになります。この本を知ったのは、著名人でもあり、本も出している知人から「この本はいいよ」と「ザ・マジック」を薦めれて手に取ったことが始まりでした。
そしてその推奨者である知人が「この本がいいのは、実践的な本だから。」ということでした。読んでみると分かるのですが、第1章を1日目として、第28章までの約28日間で書籍に書いてある通りに実行をすると、現実に変化を起こせるような内容になっているのです。今日はこういうことをやってみましょう!という感じなのです。
「ザ・マジック」の内容について
1日目:感謝できることを数えよう
2日目:魔法の小石
3日目:魔法のような人間関係
4日目:魔法のような健康
5日目:魔法のようなお金
6日目:魔法のような仕事
7日目:否定的な状況からの魔法の脱出法
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などなど、魅力的な内容が記載されています。
多くの人の悩みは、ほぼ自身の「人間関係」だそうです。
人間関係を上手くやれれば、仕事もツラク感じることもないでしょうし、日々楽しく過ごして行けるハズです。でも、これがなかなかスムーズに行かない。それは、あなただけでなく、同じく私もそうで。そして、多くの人も同じくなんですね。
極論になると誰とも接しない仕事が出来たらいい。そうすれば人と関わることもなく、ストレスなく生きられて楽かも。などと私も考えたことがありますが、それはやっぱり違うんですね。人は人との間でしか生きられない。人と関わって生きていくことが宿命なんです。「ザ・マジック」3日目のレッスン「魔法のような人間関係」にも書いてあります。
地球上に存在しているのはあなただけだと想像して下さい。すると、何かをする望みはなくなります。見てくれる人が誰もいないのに、絵を描く意味があるでしょうか? 聴いてくれる人が誰もいないのに、作曲する意味があるでしょうか?・・・他の人と関わり、一緒に経験するからこそ、人生に意味や喜びや目的があるのです。
この一文を、本日読み返して「本当にそうだな~」と改めて思いました。また、人間関係だけではないですよね。
人の悩みには「不足感」があげられます。
お金や仕事、恋人など今自分が持っていないと思っているもの、欲しいけど手に入っていない欠乏感も大きな悩みのひとつだと思います。
聖書マタイによる福音書からの引用で「おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。」
という一文について、ロンダ・バーン氏の解釈は「感謝する人はより多くを与えられて、豊かさを手に入れます。感謝をしない人は、持っているものまで取り上げられてしまいます。」から始まり、その事について更に詳しく解釈を記載していました。
感謝を実践していなければ、より多くを受け取る事は出来ない。
感謝とはお礼を「与える」ことだそうです。
感謝をしないということは「奪う」事に等しく、日々物事を当然の権利のように受取ってしまっていると、自分からも何かが奪われるという事を引寄せの法則の側面からも説明されていました。
本を読むことで自身を振り返り、心の点検をする。
確かに日常の中で「当然の権利」でもあるかのごとく、物事を受け取っていたのではないか?と自分の行動と心的態度を振り返りました。感謝の大切さを知りつつも、感謝していただろうか?
特に4日目にある「魔法のような健康」の章については、自分が恥ずかしく感じるばかりでした。
「健康こそが最高の富です」
人生で一番大切なものは健康です。しかし、私達は健康であることを余りにも当然だと思っています。多くの人は、健康を害した時にだけ健康について考えます。病気になって初めて、健康なくしては何も始まらない事を痛感するのです。
仰る通りです。
あなたの現在の健康状態から、あなたが今までどれだけ健康に感謝してきたのかを知ることができます。
健康に対して感謝が足りなかったんだと思い知らされました。
健康であることが当然だと思いあがっていたということが、今のこの自身の体調不良が物語っているんだな・・・と分かりましたし、ここで今一度きちんと受け止めないといけないなと思いました。
この「ザ・マジック」を最初に手に取った日付は、2013年3月16日でした。ちょうど5年前の今頃に私はこの本に目を通していたのですね。
でも、ただ目を通しただけだったのですね。理解が及んでいなかったという事が分かりました。しかも5年も経って・・・恥ずかしい。でも、この本を知っていて良かったです。この本と出逢っていなければ、一生こういう考え方を知り得ないままでいたと思うと、ちょっと怖い気がしました。
結婚してから、ここ約2年ほど本を読む機会も随分減っていました。独身時代は月に1~2冊は本を読んでいたと思います。昔読んだ本も時間の経過と共に理解が違ってくることもありますし、新しい発見もありますね。
自分を見直すという時間は必要だと思います。自分で自分を振り返り、違うと感じるのなら生き方や意識を正していく必要はあるんだと思います。
今は時間もあるし「ザ・マジック」をじっくり読みこんで、感謝の実践をやってみようと思いました。
クオリティ高いセブンイレブンの「コンビニスイーツ」
さて、本日はホワイトデーでした。最近、夕飯もサボリ気味だったのですが「ザ・マジック」を読んでいて、身近な家族であるダーリンに感謝が足りなかったと大反省しました。
うちのダーリン、ああしろとか、こうしろとか一切言わないんです。
しかも体調が今一つだというと「夕飯なんか作らなくてもいいから、のんびりしてて。」と神様みたいなこと言うんです。果たして私が逆の立場だったら、そんなことが言えるのか?と自分に問いかけてみたり。。。。。
そんなダーリンと出逢えたことも感謝ですし、こんなだらしない私をそのまんま受け止めてくれるダーリンの心の広さにも感謝しかないです。
一緒にいてくれる人が側にいて、一緒に生活できているというだけでも昔の私からしたら、とびきりの幸せだと改めてホワイトデーの今日に認識。
もう「感謝するしかない!」状況なんだなとつくづく思いました。
ということで、スタバで17時近くまで本を読んだ後、帰宅し夕飯をそれなりに作りました。ホワイトデーだったんで、何となくめでたいと思って「赤飯」とか(笑)気力がまだ十分じゃないので、できる範囲の簡単なものばかりでした。
ちょっと手抜き気味の夕飯を作り終える頃、ダーリン帰宅。
ホワイトデーのお返しと差しだされたのはコンビニスイーツ。こんなのでごめんね・・・と申し訳なさそうに。
会社関係の飲み会が続いていたので、お小遣いが厳しいのは知ってました(笑)
でも、金額じゃないんですよね。
こうやって気遣って貰えることが嬉しいんです!
もちろん、ありがたく受け取りました♡
見た目はイマイチかもしれませんが、これ美味しかったです!
春のご褒美パフェは、下に苺ソースが敷き詰められていて、スポンジケーキと苺ホイップと生クリームホイップとの相性が絶妙でした。そして、上に乗っていたチョコレートブラウニーが大人。甘さない苦めなタイプで、アクセントが効いていましたよ。
皆さんはどんなホワイトデーを過ごされたのでしょうか?
では、また!