エッセイ

羽生結弦選手が金メダル!逆境をバネにして乗り越えていく生き様と感謝の心や平和を伝えていく使命を持った人。

2018/02/21

羽生結弦選手、金メダルおめでとうございます!
宇野昌磨選手、銀メダルおめでとうございます!
ハビエル・フェルナンデス選手、銅メダルおめでとうございます!

週明けて今日は2月19日(月)を迎えました。2018年2月16日(土)は、凄い1日でしたね。 「男子フィギュアスケート」フリーの日で、日本の羽生結弦選手と宇野昌磨選手の演技に日本中がかたずを飲んでテレビ前で祈るような気持ちでいたと思います。

私は土曜日はお出掛けしていたのもあって、リアルタイムで羽生結弦選手のプログラムを見守ることが出来なかったのですが、外出先ではスマホで速報をチェックしていました。

リアルタイムで観る楽しみもありますが、リアルタイムで観るのはビビりにはツライものもあります。

応援している選手がもし、もしも失敗したら・・・と思うと、観ていられない。だから結果が分かってから見た方が心臓がドキドキしないで済むというビビり。

しかし、やっぱり羽生結弦選手は凄かった!
金メダル獲得のニュースを知った時、本当に嬉しかったです!

しかし、あの精神力は、どこから来るのでしょう?

神様に愛されている羽生結弦選手

国際オリンピック委員会(IOC)の発表では羽生結弦選手が金メダルを取った次の日の2月17日(日)にフィギュア男子の羽生結弦選手が取った金メダルが、冬季五輪の記念すべき1,000個目の金メダルだということを知りました!1個目が24年にスタートし94年かけて羽生結弦選手のメダルが歴史に刻まれたそうです。

朝の情報番組「特ダネ!」で、羽生結弦選手が金メダルを取得した30分後に1,001個目の金メダルが誕生したということで「羽生結弦選手は、やっぱり持っているんですね~!」と言っていた通り、本当に後から確認すればするほど、もう神様に愛されているとしか言えない状況なんですよね。日本勢としての冬季五輪では羽生結弦が取った金メダルは、通算11個目だったというのも凄い。

秘数の世界で「11」は、これまでとは違うより高い次元を目指す創造力を表す数字と言われています。

その瞬間に刻む数字で、宇宙は様々なサインで教えてくれているような気がします。

羽生結弦選手が金メダルを取った 2018年2月17日(土)というのは「新月」でもありました。日本時間では 2018年2月16日 6時6分 だと言われていました。旧暦だと2月15日が旧大晦日(12月30日)に当たり、明後日16日が旧正月の1年の始まりとなると。ということは、羽生結弦選手がショートプログラムで1位を取った日は、旧正月の1年の始まりの日だったということです。

しかも「みずがめ座の新月」でした。

みずがめ座新月は、新しい流れを自ら生み出していく月。

まさに、羽生結弦選手が金メダルへの道を切り開いたいのはケガという大きな逆境に挑み自分との闘いに勝利し、自分で新しい自分を生み出した日でもあると言えます。それを世界に宣言した。いや、宇宙に宣言したとしか言いようのないような出来事でした。

「青や白」という衣装にも宇宙からのメッセージが秘められているのでは?

水の柔軟性と清らかさと同じように2016年~「みずがめ座の時代」が到来したと言われて来たように、柔軟に生きていきましょうというメッセージでもあり、白の透明感は、自分に正直に生きて行きましょう。また、ウエディングドレスや白無垢などでも白は使われるように「自分色に染める」というメッセージも含まれていると感じます。

これからの時代は「自分の人生は自分で自分が好きなように人生を決めて生きていい。人生というキャンバスを好きな色で染めれ上げるように。そして、水のように柔軟に生きて行きなさい。」

というメッセージでもあったと私は感じました。

羽生結弦選手がフリーで滑ったプログラムタイトルは「SEIMEI(せいめい)」。このプログラムSEIMEI出流れる曲は、映画「陰陽師Ⅱ」のオリジナルサウンドトラックとしても有名です。


CD/陰陽師 オリジナル・サウンドトラック コンプリート/梅林茂/MHCL-30332

羽生結弦選手が、この陰陽師(おんみょうじ)をフィギュアスケートのプログラムに選んだ時にテレビでその特集が組まれていたのを見たことがあります。陰陽師を祭っている神社へ(確か京都市にある”清明神社”だったと思います)参拝に行き、ご祈願をしているシーンを拝見したことがあります。

陰陽師(おんみょうじ)とは

陰陽道に関する行事をつかさどる職の人のことをいい、民間にあって加持祈禱(かじきとう)を行う者。神道の祓 (はらい) を行なったり,仏教の加持祈祷を修して業とする者。

あの陰陽師の衣装を着た羽生結弦選手。まるで陰陽師そのもののような雰囲気でした。その場の空気を一掃するというか、一瞬にしてクリアにすると同時に魅了してしまうその存在感。

本当に美しく、華麗で、優雅で、上品で。何と表現したらいいのか。

美しさが、これだけ人に感動を与えるということを教えてくれる。

SEIMEIとは「清明」とも言いかえられます。その「清明」という言葉は、三月節(旧暦2月後半から3月前半)頃を表わしているそうで、言葉の意味としては「清く明らかなこと」だそうです。

まさに、羽生結弦選手を表わしているようなものですね。

羽生結弦選手が私達に教えてくれていること

物事の解釈がお手本としたいほど、前向きで強い

ショートもフリーも完璧に滑っていましたが、金メダルを取って様々なテレビ局のインタビューに答えている中で、やはり痛みはあったということを話していましたね。痛み止めの注射も打てる部位(右足首)ではなかったため、痛みを抱えたままの挑戦だったことも分かりました。

また、もしかしたらスケートが今後できなくなるかもしれないという不安とも戦っていたと。

そんな中でも、羽生結弦選手は諦めることがなかった

今年1月に練習再開した時は「とにかく絶望的だった。氷に乗る感覚がなかった。」とのこと。そこからピョンチャン五輪まで時間はそれほど残されていない中でも、練習し続けて2月に入り、4回転は2週間半ほど(1月下旬)に飛び始めたということでした。しかもオリンピックでは、痛み止めを飲んで演技をしたとのこと。

そして、羽生結弦選手の次のような発言にただただ感服するばかりです。

「もし、NHK杯で怪我をすることもなくて、本当に順風満帆でピョンチャンに参加していたら、多分オリンピックで金メダルは取れてないです。」

逆境があったからこそ、取れた金メダル

羽生結弦選手が凄いのは、逆境を逆境と捉えず、逆境はチャンスだと捉えている点です。

逆境を乗り越えたら、もっと強くなれる。

私だったら、逆境にあったら、こんなに強くいられないと思う。どちらかというと泣きべそかいて逃げ出しそうな勢いです。

上手に飛べないかもしれない。金メダル取れないかもしれない。無理をして今後スケートが出来なくなるかもしれない・・・・・。いくつもの不安や恐れが襲ってきたと思います。

でも、羽生結弦選手はその恐れや不安をはねのけてやりきった。

そうやって、諦めなければ。

自分の力を信じて努力し続ければ。

強い信念を持ってやり続ければ。

僕がやったように、あなたも自分に打ち勝つことができるんだよ。

ということを、世界に強いメッセージを伝えたのだと思います。

また、男子フィギュアスケート界はライバルと氷上決戦で戦う事もあるけれども、仲がいいらしいですね。試合が終わった後、世界のフィギュアスケーターはお互いにお互いの健闘を讃えあっていました。

あの姿、本当に素晴らしかったですよね!

世界はいがみ合うのではなく、お互いを尊重し合うもの。

それを彼らが世界に発信しているのだと、平和の使者でもあると思った次第です。

本当に本当に感動しました。素晴らしかった!

羽生結弦選手が自分の右足に演技が終わった後に「ありがとう」と感謝をしている姿を見て、私も見習おうと思いました。

羽生結弦選手、色んな事を教えて下さって、ありがとうございました。

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