さよなら日劇。2018年夏に「プラネタリウム」冬には「ヒューリックホール東京」に生まれ変わるその日まで。
2018/02/06
2018年2月4日(日)に有楽町マリオンの顔だった「TOHOシネマズ日劇」が閉館となりました。日劇さんは、東京メトロ(丸ノ内線・銀座線・日比谷線)の銀座駅やJR山手線の有楽町駅から徒歩ですぐに行けるという立地の良さで大変便利な映画館でもありました。
日劇は「有楽町マリオン」の9~13階にあったため、1階のエレベーターで映画館に入場するという感じでした。人気映画の公開日には、このエレベーター前に行列が出来ていたのが思い出されます。
銀座でもひときわ目立つ高い建物である有楽町マリオンは、複合商業施設であったため、他にルミネと阪急百貨店も入っていて映画を観る前の待ち合せ時間をウィンドーショッピングしたり、映画を観終わった後に買物も楽しめました。
34年の歴史に幕を下ろす日劇さんと「今日でお別れなんだ・・・。」
TOHOシネマズ日劇さんに足を運んで、感慨深いものがありました。
日劇閉館に伴う特別上映イベント「さよなら日劇ラストショウ」(1月27日~2月4日)が実施され多くの映画ファンが訪れた。
さよなら日劇ラストショウでは、過去の映画作品がここぞとばかり上映されていました。スターウォーズシリーズや昭和映画の代表とも言うべきゴジラシリーズも上映。ゴジラに至ってはフィルム上映もあったとのこと。ファンにはたまらないですよね。おまけに上映記念として特製のグラスも数量限定で販売されていました。
また名作アニメをラインナップした「日劇アニメナイト」には、「AKIRA」や「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)なども上映されていました。観たかったのですが、日時が合わず断念。
他にも「ウォーターボーイズ」(2001)、「踊る大捜査線 THE MOVIE」(98)等も上映されたようです。その中で「青春グラフィティ スニーカーぶるーす」(1981)が公開されると知り、あわてて上映スケジュールを見たのですが「完売」!!
そりゃそうですね・・・主演のマッチこと近藤真彦さんがゲスト登壇されるというスペシャルな回だったんですもの。。。。。その情報を知るのが1日遅くて大変後悔致しました。マッチが近くで観れたら非常に嬉しかったのですが「スニーカーぶるーす」の映画を映画館でもう一度観たかった!というのが本音。「スニーカーぶるーす」2回と言わず、あと何回か上映してくれたらなと思ったほどです。
青春時代にドキドキしながら映画館で観た楽しかった記憶。今じゃ絶滅危惧種だと思われる暴走族が主人公のラブロマンス。なかなかそういう設定は今の映画ではないですよね~。日劇さんはスクリーンが大きくて音響も素晴らしい映画館だったから、なおさら観たかったのです。
「さよなら日劇ラストショウ」は、1月27日~2月4日に開催されて、料金は1100円。オールナイト上映は3300円(3作品)、4400円(4作品)という映画料金もリーズナブル価格で観れるとあって、私達世代のスターウォーズファンやゴジラファン等が日劇ラストショウに有終の美を飾りに通っていた模様です。
「さよなら日劇ラストショウ限定マイレージカード」
日劇閉館に伴って、映画グッズも様々なものが販売されていました。その中で「日劇ラストショウ限定マイレージカード」が数量限定(3,000枚)で販売されると知って応募しました。このカードは抽選に当選しないと購入できないレアカードです。
発行受付期間が2018年2月4日(日)17:00迄だったので、電車に乗って取りに行きました。
シネマイレージのサービス内容が2018年10月15日(月)から変更に!
シネマイレージとは、TOHOシネマズの会員向けサービスです。サービス導入から15年以上経過し、今回が初めてのサービス変更となるそうです。
2018年10月14日(日)までに貯めた観賞ポイントはどうなるの?と気になる方もいらっしゃるかと思いますが、サービス変更日となる2018年10月15日でリセットされて、一律で2020年10月14日が有効期限と持ち越しとなるようです。
シネマイレージサービス内容
① 観賞ポイントの有効期限「観賞日から2年間」
② 6ポイント観賞、1カ月フリーパスポートを利用できる座席数に上限が設定される。
③ 会員は3時間早くインターネットチケットが購入可能となる。
ざっくり確認すると、①~③のサービス内容に変更となるようです。
6ポイントで映画1本無料で鑑賞できるのは今まで通りですね。他の映画館の会員サービスも同じような特典があります。ここで注目したいのは ③ 会員は3時間早くインターネットチケットが購入可能。というところです。
TOHOシネマズ系列の舞台挨拶付きの映画チケットをゲットするならシネマイレージ加入が絶対条件となる?!
TOHOシネマズで舞台挨拶付きの映画の上映会がよく開催されています。特に舞台挨拶は「TOHOシネマズ六本木」で行われることが多いと思います。
私も過去に相葉くんの「デビクロくんの恋と魔法」の舞台挨拶付き上映会に当選して、TOHOシネマズ六本木まで行ったことがあります。その時はTOHOシネマズでの予約ではなく「チケットぴあ」だったような記憶ですが、今後はTOHOシネマズ系の舞台挨拶付き映画のチケット購入では「シネマイレージ先行予約」となる可能性はあるのではないでしょうか?
ここ大事ですね。特にジャニーズ系の映画ファンなら押さえておきたいところかもしれません。
2018年3月29日「TOHOシネマズ日比谷」が最新鋭の都市型シネコンプレックスとして、東京ミッドタウン日比谷でオープン予定。
都心最大級となる最新鋭都市型シネマコンとして「TOHOシネマズ日比谷」がオープンするとのこと。日劇のエレベーター前のポスターでも告知されていました。
新ビル内に全11スクリーン約2300席を新設し、隣接する東京宝塚ビル内の2スクリーン・約800席(スカラ座・みゆき座)を改装し一体運営することで、「(仮称)TOHOシネマズ日比谷」は全13スクリーン・約3000席を誇る都心最大級のシネマコンプレックスになります。
東京ミッドタウン(六本木)は、過去に働いていた職場がその近辺だったので在職中によく足を運んでいました。ミッドタウン内に日本庭園や大きな公園が入っていて、都会のオアシスのようで大好きでした。
そのミッドタウンの日比谷版が新しく作られるんですね!どんな建造物になるのか?どんな商業ビルになるのか?今から楽しみです!
施設される「TOHOシネマズ日比谷」は最新鋭のシネコンとのこと。スクリーンも13もあるなんて!一体どんなシネコンになるのでしょうか?
TOHOシネマズ日劇さんの跡、2018年夏と冬にプラネタリウムと貸しホール「ヒューリックホール東京」となる。
日劇さん閉館後、2018年冬にコニカミノルタプラネタリウム(東京都豊島区)が運営するプラネタリウムが9~10階に入るとのこと。2018年の夏には、座席数約900の貸しホール「ヒューリックホール東京」が11~13階に入るとのこと。
映画館はなくなってしまいますが、また新しい商業施設として生まれ変わるんですね。銀座でプラネタリウムが観れるようになったら良いですね! 銀座のデートスポットととして賑わいそうです。
日劇さんは音響の良さとスクリーンの大きさが魅力でした。
2017年の夏に嵐の大野智さん主演の「忍びの国」の映画(2017年7月1日公開)を色々な映画館で観たのですが、日劇さんが一番良かったと思っています。「忍びの国」の応援上映も日劇さんで参加しました。今ではとても良い思い出です。
TOHOシネマズ日劇さん、長い間おつかれさまでした。
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